猫の糖尿病は人間と違い、早期に適切な治療を始めれば「寛解」(インスリン不要の状態)になれる可能性があります。気になるサインを見逃さないで。
高血糖により尿量が増え、脱水を補うため飲水量が急増。1日あたり体重1kgにつき50ml以上は要注意。
糖が尿に溢れ出ることで浸透圧利尿が起こり、大量の薄い尿が出ます。
糖をエネルギーとして利用できないため、食べても脂肪や筋肉が分解されて痩せていく。
エネルギー代謝の異常により、だるさや倦怠感。「最近おとなしいな」は要注意。
糖尿病性ニューロパチー(末梢神経障害)。後ろ足のかかとが地面につく特徴的な歩き方。
糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の症状。緊急性が極めて高い。即病院へ。
猫の糖尿病は、インスリンの分泌不足またはインスリン抵抗性により血糖値が異常に高くなる病気です。中高齢のオス猫、肥満猫に多く発症します。
猫の糖尿病の大きな特徴は「寛解」の可能性があること。特に診断直後に適切なインスリン治療と食事管理を始めると、30〜50%の猫でインスリン注射が不要になる寛解状態に至ります。
治療の柱はインスリン注射、低炭水化物・高タンパク食、体重管理の3つ。自宅でのインスリン注射は最初は不安ですが、慣れれば飼い主にも猫にもストレスなく行えるようになります。
CatsMeの飼育ログで体重・飲水量・食事量を毎日記録。「水を飲む量が増えてきた」「体重が落ちてきた」——数値の変化をグラフで可視化し、糖尿病の早期発見につなげます。
無料で始める完治は難しいですが「寛解」(インスリンなしで血糖値を維持できる状態)になれる可能性があります。早期治療開始、適切な食事療法、体重管理がカギです。
最初は不安ですが、1週間ほどで慣れる方がほとんどです。注射針は非常に細く、痛みはほぼありません。獣医師が丁寧に指導してくれます。費用は月1〜3万円程度が目安です。
はい、肥満は糖尿病の最大のリスク因子です。適正体重より20%以上重い猫は糖尿病リスクが4倍以上に上がります。体重管理が最も効果的な予防策です。