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猫のFIV(猫エイズ)、正しく知って長生きを

「猫エイズ」と聞くと怖いイメージがありますが、FIV陽性でも適切な管理と定期検診で多くの猫が長く健康に暮らせます。正しい知識が猫を守ります。

FIV感染・進行のサイン

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感染直後の発熱・リンパ節腫脹

感染後2〜4週間で発熱・元気消失・リンパ節腫脹が起きることがある(急性期)。その後は無症状期が続く。

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感染症を繰り返す

免疫力が低下してくると、猫風邪・口内炎・皮膚炎・膀胱炎などを繰り返しやすくなる。

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難治性の口内炎

FIV関連の口内炎は重度で治りにくい。食べられない、よだれが多い、口臭が強い。

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慢性的な体重減少

病状が進行するにつれて食欲が低下し、体重が徐々に落ちていく。

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神経症状(末期)

進行した場合、行動の変化・ふらつき・発作などの神経症状が現れることがある。

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慢性的な疲れやすさ

免疫系の慢性的な活性化による倦怠感。「最近遊ばなくなった」「よく寝るようになった」。

FIV(猫免疫不全ウイルス)は、感染猫の咬傷(ケンカの噛み傷)を主な経路として感染するレトロウイルスです。外に出る猫、特にオス猫同士のケンカで広がります。グルーミングや食器の共有では感染しにくく、人間や犬には感染しません。

FIVに感染した猫は「無症状キャリア期」が数年〜数十年続くことが多く、普通に生活できます。免疫力が低下してくる「AIDS期」に入ると日和見感染症にかかりやすくなりますが、すべてのFIV陽性猫がAIDSを発症するわけではありません。

FIV陽性猫の平均寿命は管理次第でFIV陰性猫と変わらないとする研究もあります。完全室内飼育、定期的な健康診断、ストレス軽減、適切なワクチン接種(生ワクチン以外)が長期的な健康維持のポイントです。

CatsMeで早期発見をサポート

CatsMeの飼育ログで食欲・体重・口の状態を毎日記録。FIV陽性猫の健康状態を長期間モニタリングし、異変を早期に察知するためのデータベースとして活用できます。

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よくある質問

FIV陽性の猫と陰性の猫を同居させても大丈夫?

ケンカによる咬傷がなければ、グルーミングや食器共有での感染リスクは低いとされています。ただし万全を期すなら隔離が理想的です。同居させる場合は去勢手術でケンカを減らし、定期的に陰性猫のFIV検査を行うことをおすすめします。

FIVに治療法はありますか?

FIV自体を排除する治療法は現在ありません。治療の目的は「発症した感染症の治療」と「免疫力を維持して発症を遅らせること」です。日和見感染症の迅速な治療、適切な栄養管理、ストレス回避が重要です。

FIV検査はいつすればいい?

新しく猫を迎える前、特に外から保護した猫は必ずFIV(とFeLV)の検査をしてください。子猫は生後6ヶ月以降に検査が推奨されます(母猫由来の抗体が残るため)。成猫の場合は症状があればいつでも検査可能です。

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