猫の心臓病の多くは無症状で進行します。突然の呼吸困難や後ろ足の麻痺で発見されることも。日々の小さな変化の観察が早期発見のカギです。
安静時の呼吸数増加は心不全の早期サイン。寝ている時に数えるのがベスト。
猫が口呼吸するのは異常。胸水や肺水腫で呼吸が苦しい状態。緊急性が高い。
遊ばなくなった、高いところに登らなくなった。心臓のポンプ機能低下による疲れやすさ。
血栓が後ろ足の血管に詰まる「大動脈血栓塞栓症(ATE)」。激痛で鳴き叫ぶことも。緊急!
不整脈や血圧低下による一時的な意識消失。数秒〜数分で回復しても必ず受診を。
心不全が進行すると食欲が落ちる。体重減少と合わせて見られることが多い。
肥大型心筋症(HCM)は猫で最も多い心臓病で、心臓の壁(心室中隔・左心室壁)が異常に厚くなる病気です。メインクーン、ラグドール、ブリティッシュショートヘアなどで遺伝的な傾向がありますが、雑種猫でも発症します。
恐ろしいのは、初期〜中期はほぼ無症状で進行すること。心臓の壁が厚くなっても猫は症状を隠すため、健康診断の聴診やエコー検査で偶然発見されるケースが多いです。
症状が出るのは心不全に至った時。肺水腫(呼吸困難)や血栓塞栓症(後ろ足の麻痺)という劇的な形で発症し、命に関わります。年1回の健康診断(聴診+心エコー)での早期発見が最も重要です。
CatsMeのAI健康チェックで、猫の活動量や表情の変化を継続モニタリング。飼育ログに安静時呼吸数を記録して、心臓病の早期サインを見逃さない習慣を作りましょう。
無料で始めるHCMは根治が難しい病気ですが、内服薬(ACE阻害薬、β遮断薬、抗血栓薬など)で進行を遅らせ、合併症を予防することができます。無症状の段階で発見できれば予後は良好です。
心臓超音波(エコー)検査が5,000〜15,000円、血液検査(proBNP)が3,000〜8,000円程度。年1回の定期検査をおすすめします。
猫がリラックスして寝ている時に、胸の上下動を15秒間数えて4倍します。正常値は1分間に15〜30回。30回を超える日が続く場合は獣医師に相談してください。