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猫の膵炎、見逃しやすい消化器の病気

猫の膵炎は症状が非特異的で診断が難しく、慢性化しやすい病気です。食欲不振・嘔吐・元気消失が続くときは、膵臓のトラブルを疑ってみてください。

膵炎のサインをチェック

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突然の食欲不振

膵炎の最も多い症状。「昨日まで食べていたのに今日は全く食べない」という急な変化が特徴的。

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嘔吐が続く

胃腸の動きが低下して内容物が滞留。食後だけでなく空腹時にも繰り返し吐くことがある。

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腹部の痛みやこわばり

お腹を触られるのを嫌がる、猫背で前のめりの姿勢を取るなど。痛みを隠すため見逃しやすい。

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元気がなくぐったりしている

炎症による全身状態の悪化。「いつもより動かない」「声をかけても反応が薄い」は要注意。

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発熱または低体温

急性膵炎では発熱を伴うことも。重症例では逆に体温が下がることがある。

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脱水のサイン

嘔吐・食欲不振による水分摂取不足で脱水が進む。皮膚をつまんで戻りが遅い場合は危険。

膵炎は膵臓(消化酵素やインスリンを作る臓器)に炎症が起きる病気です。本来は消化管内で働くはずの膵酵素が膵臓自体を消化してしまうことで炎症が生じます。急性と慢性があり、猫では慢性膵炎が多いとされます。

猫の膵炎は症状が嘔吐・食欲不振・元気消失と非特異的なため、他の病気と見分けが難しく「診断が難しい病気」の代表格です。血液検査(fPLI:猫膵リパーゼ免疫反応性)と腹部エコー検査を組み合わせて診断します。

また、猫の膵炎は炎症性腸疾患(IBD)や胆管肝炎と同時に起こる「三臓器炎(トライアダイティス)」のパターンも多く見られます。治療は点滴による支持療法と食事管理が中心で、早期対処が回復のカギです。

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CatsMeの飼育ログで食事量・嘔吐回数・元気度を毎日記録。「食欲が落ちた日が続いている」「最近よく吐く」——パターンをデータで把握して、膵炎の早期受診につなげましょう。

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よくある質問

猫の膵炎はどうやって診断するの?

血液検査のfPLI(猫膵リパーゼ免疫反応性)が最も有用な検査です。腹部超音波検査も膵臓の腫れや周囲の炎症を確認するのに役立ちます。症状が非特異的なため、複数の検査を組み合わせて診断します。

膵炎の治療期間はどのくらい?

急性膵炎は入院点滴で数日〜1週間程度で回復することが多いですが、重症例はより長期化します。慢性膵炎は長期管理が必要で、食事療法と定期的な通院が継続して必要です。

膵炎を予防する方法はありますか?

猫の膵炎の多くは原因不明ですが、高脂肪食の回避、適正体重の維持、ストレス軽減が予防に役立つとされています。IBDや胆管炎を早期治療することも膵炎の合併予防につながります。

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